大規模言語モデルで自動生成した英日対訳本

概要

ここは、著名な英語の文学作品の対訳本を公開するサイトです。対訳は大規模言語モデル(LLM=Large Language Model)を使って自動生成しました。Webブラウザで読めるHTML版とKindleで読めるMOBI版があります。

英文の読解力を鍛えるに当たっては、多くの英文を読むことが必要です。しかし、初学者がいきなり長い英文を読むのは難しいので、単語集の例文を読んで語彙力を鍛えるのが普通でしょう。とはいえ、数冊の単語集に取り組んだだけでは語彙のカバレッジは不十分ですし、単語集ばかり読んでいても面白くありません。よって、単語集を卒業した後は、実際に英語のネイティブ話者が書いた小説や随筆や論文を読むことになるでしょう。この段階では、文中に未知語がたくさん出てくるので、辞書を引くのに苦労することになります。辞書を引いたとしても、実際の文中での意味がどれなのか判然としないこともあるでしょう。複数語からなる句動詞や熟語は辞書を引くのも大変です。

そこで、著名な英語の文学作品の対訳本を作りました。原文の各文に対して、その和訳文が添えられています。それがあれば、原文中に難しい単語やフレーズがあっても、すぐに意味を把握することがてきます。多読(速読)をする際には基本的には原文を見て読解を進めつつ、理解に躓いても訳文を見れば意味が把握でき、辞書を引く手間が省けるので効率的に読んでいくことができます。精読をする際にも各文で和訳を参照することで文法や語法の解釈が妥当かどうか確認できるのが有用です。また、ポップアップ辞書機能も組み込まれているので、知らない単語の意味を辞書で確認するのも簡単です。名著を読みながら楽しく英語を勉強しましょう。

HTML通常版

任意のWebブラウザで以下のリンクをクリックすると、その作品を読むことができます。原著の各文の直後にその対訳文が置かれます。

本文のページの右上にある [≡]アイコンをクリックすると、全ての訳文を隠すことができます。その状態で、各文の右にある [⊿]アイコンをクリックすると、その文の訳文が表示されます。原文の読解に集中しつつ、解釈に困った場合だけ訳文を読みたいという場合にはこのモードを使うと良いでしょう。また、原文と訳文の各文の右側に半透明の [🎵]アイコンが隠されていますが、それをクリックすると、その文の自動音声読み上げができます。発音を確認したい場合に便利です。

Tabキーによる操作にも対応しています。Tabキーを押すと原文の間をフォーカスが移動していきます。ShiftとTabを押せば戻れます。訳文を[≡]で隠している場合、Enterキーを押すと訳文の表示と非表示が切り替えられます。また、Deleteキーを押すと、その文が読み上げられます。

ポップアップの英和辞書機能も組み込まれています。意味や例文を調べたい語句が本文中にあれば、その語句をダブルクリックやドラッグで選択すると、その英和辞書でそれを検索した結果がポップアップとして表示されます。これは統合英和辞書の機能を流用したものです。

HTMLテーブル版

大きめの画面の場合、原文と訳文を表形式で表示した方が読みやすいかもしれません。その場合、以下のリンクをクリックしてください。内容はHTML通常版と同じです。

HTMLテーブル版の機能はHTML通常版とほぼ同じで、読み上げやTabによる操作やポップアップ辞書にも対応しています。原文の読み上げアイコンは原文の左側に隠されています。

HTMLアノテーション版

語彙力にあまり自信がない場合、原文にある未知語の意味が訳文を見るだけではよくわからないこともあるでしょう。語彙力に自信がある場合でも、精読をするならば、原文の語句の詳細な意味や用法が知りたくなることでしょう。ポップアップ辞書機能のおかげで辞書引きは簡単にできますがそれでも何度も調べるのは面倒です。そこで、原文の各文にに含まれる重要語句の意味と品詞を予めリスト表示する対訳本も作りました。

HTMLアノテーション版の機能はHTML通常版とほぼ同じで、読み上げやTabによる操作やポップアップ辞書にも対応しています。原文の読み上げアイコンは原文の左側に隠されています。注釈の語句の左側にも読み上げアイコンが隠されています。

Kindle用MOBI通常版

電子書籍リーダーKindleの実機またはPCやスマホのKindleアプリで対訳本を読みたいという場合、以下のMOBIファイルをインストールしてください。Kindle実機の場合、ダウンロードしたファイルをdocumentsフォルダの下に置きます。Kindleアプリの場合、ファイルをダブルクリックするとインストールされます。

Kindleの実機でも統合英和辞書のポップアップを使うことができます。この英和辞書のMOBIファイルをダウンロードして、documents以下に置いてください。

Kindle用MOBIアノテーション版

HTMLアノテーション版と同等のデータをKindle用にも用意しました。使い方は通常版と一緒です。

注意点

対訳は機械が生成しているので、一定程度の誤りを含みます。特に、多義語の解釈を間違えることが多いです。また、語尾や呼称や人称代名詞や敬語の一貫性にも劣ります。それでもそこそこ高精度であり、読解の参考には十分だと思います。とはいえ、内容に疑義がある場合には自分の解釈を優先した方が良いでしょう。

ライセンス

ここで公開した全ての著作物はパブリックドメインのものです。対訳も機械が生成しているので、著作権は誰にも属しません。編者である当サイトも著作権を主張しません。よって、これらのデータは無許可で自由に利用できますし、自由に再配布できます。ただし、内容の品質に関して当サイトは一切の保証をしません。